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オルガンオーバーホール見学
2011年1月22日
オーバーホール中のパイプオルガンの見学会に参加しました。
オルガンには足場が組まれ、改築中の建物の様相。
床というか、本来はステージである場所には既に取り外されたパイプが置いてある。 木製のパイプはFlue管、金属製のパイプはReed管。
Flue管は音程が1つの音に固定された巨大なリコーダーと思っていただいていいと思います。 長さが変わると音程が換わる。 それを順番に並べて音階を作ると思ってください。
こうしてみるとリコーダーみたいにも見えますでしょう?
こうして吹けば、音が鳴ります。
一方こちらは金属で出来たReed管。
今、親方が右手にリードの部分を持ち、長いパイプにはめ込もうとしていますが、見えませんよね。
はめようとしているリードの方がこれ。
そしてパイプ。
長いものはこんなに曲げてある物も。
このリードの部分の中に、さらにこんなものが入っています。 これがホントのリード部分。
この針金のような部分を動かすことで音を整えます。
ここから、パイプオルガンの裏側です。
ここは横の部分。
Flu管を一部外してあるところです。
ここらは、鍵盤の機構。
オルガンの後ろ側にあるはしごで2階へ登ります。 ここらはReed管ですね。
さらにはしごを昇り、3階へ。 Flu管の向こう側にブラインドを縦にしたようなものがありますが、これを開閉することで強弱を作ります。
NHKの取材の人が来ていて、私、インタビューに答えています。(カットされるかもしれないけど。)
いつ放映されるのか知らないけれど、近畿には流れるようなので、もしもそれらしい放送を見つけられた方、教えてください。
・・・って、もう過ぎちゃったかな?