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頭痛
私の話じゃありません。 ばあさまのお話。
夕方6時過ぎ、電話がかかってきた。 ばあさまからだった。 情けない声で、「あ、ウチにいてくれた。よかった。」
またいつものようにPCの操作がわからなくなったのかと思って聞くと、体調が悪いと言う。 頭が痛くて、吐き気がする、と。
体温計だけ持って、すぐにばあさまのマンションに向かう。 ばあさまは、知り合いのお医者さんにすぐに電話して欲しい、と言う。
とりあえず熱だけ測って、熱がないのを確かめてから電話する。 しかし、近くの救急病院へ行ってください、とのことで、連れて行くことにする。
本人は、80歳の今になるまで、ほとんど頭痛を経験したことがなかったようで、生まれてはじめての痛みに、脳梗塞か何か重大な病気を心配していたようだ。
看護婦さんや、お医者さんに、状況を説明するのに、 「今日、コンサートを聴きに行って、帰り、○番のバスに乗って、どこで下りて…。」から順次言わないと状況説明できないらしい。 それがトシというものか…。
お医者様も年寄りの扱いは慣れていると見えて、ゆっくり聞いてくれている。
結局、重大な病気の可能性はほとんどないし、心配ない、ということで、頭痛薬だけもらって帰ってくる。
情けない様子のばあさまに薬を飲ませた後、寝かせ、家に戻る。
ばあさまの話から、寒いところを長距離歩いて、冷えて疲れたようです。 しかし、この年になるまで頭痛を知らないとは、平和な人です。
追伸:翌日にはもう頭痛もおさまり、全く心配ないようです。
日時 2009年01月11日 23:29 |
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Annie
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